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MAKIKO NISHINO
2004年
やまやを牽引する女性室次長、これまでの道のりとこれからの未来。
今回は営業部初の女性社員。
産休を経て、現在はブランディング推進室の室次長として活躍しており、
「働き続ける女性のロールモデル」である西野さんのその魅力に迫ります。
『西野さん、よろしくお願いします。』
よろしくお願いします。
『まず西野さんの現在の仕事内容を教えてください。』
今はブランディング推進室の室次長として、主に12人のメンバーのマネジメントを担当しており、メンバーが最大限成果を出せるよう相談に乗ったり、打ち合わせや指示を出したりしています。またWeb戦略チームとしてやまやグループ全体のWeb戦略やSNS戦略立案、やまやホームページ運営も行っており、新商品のブランディングや販促プロモーションなどにも携わっています。
『すごく幅広いですね!』
そうですね。商品ブランディングや販促プロモーションに関しては、3〜5年間かけてリニューアルから育成まで考え動いていくため、長期間のプロジェクトになります。
『業務で難しいところはどのようなところですか?』
ブランディング推進室は、広報・宣伝・イベントチーム、営業支援チーム、デザインチーム、Web戦略チームがあり、業務が多岐にわたるんですが、そこを一手に取りまとめるのはかなり難しい部分ですね。同じチーム内のメンバーが、どうやって同じ方向に足並みを揃えて進んでいけるのかを考えて業務をしています。上司からは「わからないことはお母さんに聞いて!」とか、今ではブランディング推進室のお母さん扱いされています。笑
『信頼されている証ですね!』
『西野さんのこれまでの略歴をお伺いしたいです。』
元々は外資系の医療機器メーカーで働いたあと、マンションのディベロッパーの経営企画室で働いていました。そこから女性初の営業職としてやまやに入社して、大阪以西の新規クライアントの開拓を主に担当していましたが、最終的には関西以西のエリアマネージャーとして全国を駆け回っていましたね。
『かなり大変そうですね!』
大変では有りましたが、「やまや」というブランドのお陰で新規のアポイントも取り易く、皆さん快くお話を聞いてくださいました。
初めましてのお客様に明太子の良さを伝えたり、導入するために色々と施策を練ることがすごく楽しかったです。とはいえ、やっぱり魅力を伝えきれずにやまやの明太子を導入していただけないこともあったり、難しい仕事ではありました。なので、以前自分が提案して導入していただけなかったお客様が、後々導入していただけることになるというお話を聞くと、後進の営業の実力が頼もしくもあり、「やまやの商品がやっと認めてもらえるようになった!」って自分のことのように嬉しいです。笑
『やまやの営業力が受け継がれている証なんですね!』
『営業のあとは何をされたんですか?』
営業を5年ほどしていた頃に結婚したのですが、いつかは子供が欲しいなと思っていました。営業のエリアマネージャーは、出張がとても多かったので当時の上司に相談したところ、最終的に社長から通販をやってみなさいと言われ、通販部門に異動となりました。
『通販の部門では何をされていたんですか?』
企画のマネージャーだったので、通販のダイレクトメールやギフトカタログの制作、ECサイトなどの運営を行っているチームのマネジメントを行いながら、通販で販売する消費者向けの新商品開発や全国の生産者を訪ねて、宮古島のマンゴーや山陰地方の松葉ガニなど、地方の逸品の仕入れを行っていました。
『営業の業務とはイメージがガラッと変わりましたね!』
そうですね、、通販やWebの専門用語も解らず、最初はとても苦労しました。そこから1年くらい経った時には子供も生まれ、丸一年育休を取らせていただいたのですが、本当にありがたいことに、別の部署のマネージャーが兼任してくれて、私のポジションをそのままにして復帰を待って頂けました。そこまでしていただいたこともあって、時短ではなくフルタイムでの復帰を決意しました。
『本当に信頼されているのが伝わってきますね!』
『そこからブランディング推進室にいかれたんですか?』
いえ、次は営業支援の配属になりました。笑 その当時、営業部が業務用の明太子、駅空港百貨店用の明太子、スーパーなど量販で売るパックの明太子と3部門あったんですが、ある日の社長の『やまやの営業は全商材売れるようになりなさい!』という鶴の一声で部門が1つになったんです。笑 その際、数値管理や販売戦略にズレが起きないようにと、営業支援という職種ができました。
『本当に色々な部署を経験されてきたんですね!』
これらの経験は、本当に今に繋がってると思います!
『では最後に、西野さんが持っている信念や思いなどがあれば教えてください。』
そうですね、実は色々な部署を見てきた私だからこそ、グループ全体で見た時に見えてくる課題というものがあるんです。もちろん実務レベルではその都度改善しているのですが、多くの部署やグループ会社がある中で情報共有ができていないなど、多くの問題点が散在しています。なので、ブランディング推進室としてグループの潤滑油となり、やまやグループ全体のために最適化していきたいなと思っています。
自分のためではなく、会社のために様々なことをやっていきたいと語る西野さん。
長年やまやコミュニケーションズの一員として営業、商品企画、営業支援、ブランディングと多くの業務をこなしてきた西野さんだからこそ、会社への思いをすごく感じました。また働く女性のロールモデルとしても、これから多くの女性社員をサポートしていっていただきたいですね!
西野さん、本当にありがとうございました!