新規市場開拓推進室という名の通り、新しいことにチャレンジする佐藤さん。

現在は、羽田空港という世界の玄関口とも言える大きなマーケットで、

さまざまな仕掛けを企てる佐藤さんに仕事の面白みを語っていただきました。

 

『佐藤さん、よろしくお願いします。』

 

よろしくお願いします。

 

『早速ですが、佐藤さんの入社きっかけを教えてください。』

以前はコーヒーメーカーの営業として６年ほど働いていましたが、喫茶店のマスターに営業するなど、どちらかと言えばBtoCの営業がメインでした。食品業界に絞り込んで探していたところ、やまやの面接で外食産業や食品メーカー、コンビニエンスストアなどのBtoBの営業がメインだと説明を受け、今までにないチャネルにチャレンジしたいと思ったのがきっかけです。

 

『実際に働いてみて、どんな会社だと感じていますか？』

 

やりたいことにチャレンジさせてくれる社風がある会社だと感じています。業務用の部署に配属となり、入社３年目くらいから「コンビニエンスストアに特化したチームを作りたい」と会社に提案。了承してもらい約２年間、専属チームを立ち上げたこともあります。

コンビニエンスストアは店舗数が多いため、そこで一つの商品の採用が決まれば大きな数字が動きます。自分自身のモチベーションや会社への貢献度も大きく、社内の工場や商品開発のメンバーと商品設計や製造計画をしていくなど、モノづくりの面白みに携わることもできました。

 

既存のビジネスに捉われず、新しい市場を開拓していく！

 

『現在の仕事内容を教えてください。』

 

私は今、新規市場開拓推進室で、羽田空港への明太子及び空弁の提案・販売をしています。

 

『羽田空港は広いですよね！』

 

そうですね。ご存じの通り羽田空港には売店が多く、空弁だけで１日約1500食ほど販売しているんですよ。自分たちが開発した商品を羽田空港という発信力のある場所で販売できていることにやりがいを感じています。

 

『具体的にどこからどこまでを担当されるのでしょうか？』

 

もともと羽田空港に空弁を納めているベンダーさん（お弁当メーカーさん）と一緒に商品づくりから携わります。完成した商品を羽田空港の売店に対して提案し、納品するまでを担当しています。

 

『新規市場開拓推進室では、その他にも新しいものづくりをしているのですか？』

 

もちろんです。最近では、ある場所で名物的に売られているパンがありますが、そのパンを羽田空港でも販売しようという企画を進めています。これまでにも、玩具メーカーさんとコラボレーションして「究極のめんたいマヨネーズ」という玩具を販売するなど、食品以外のカテゴリーでも幅広く新規市場開拓を進めています。新規市場開拓推進室という名前の通り、今までにない新しい市場に新しいモノコトを投げかけていくのが私たちの仕事です。

 

『楽しそうでもあり、難しそうでもあり、、、。』

 

確かにそうですね。今までチャレンジしていない分野に出ることもあるので、トライアンドエラーの繰り返しになることもあります。ダメでもともとという気持ちで経験値を重ねている部分もありますよ。「これは売れる！」と思ったのに、売れなかったことだってありますから、、、。でも、新しい商品が市場に出て、多くの人に買っていただけることが私たちの楽しみでもあります。やまやの「とにかくやってみよう」をいちばん体感できる部門かも知れません。

 

プライベートも積極的に楽しむのがやまや流。

 

『職場環境についてもぜひお聞きしたいと思います。』

 

新規市場開拓推進室は、営業3名と事務1名の小さな所帯ですが、他部署とのコミュニケーションを取る機会も多く、周囲には自分を気に掛けてくれる上司や先輩に恵まれています。

 

『最近は野球部を創部されたそうですね。』

はい。社内のコミュニケーションを今以上に深めたいという思いと、個人的に運動不足を解消したいという思いがあり、それならば、懇親を深めながらみんなで運動不足の解消をしようと野球部を創部しました（笑）。今のところ、集まったのは25名。東京勤務のメンバーでの活動となりますが、今後は福岡や大阪でもチームを結成してもらい親善試合ができれば楽しいですね。

 

『チーム名やユニフォームは決まりましたか？』

 

まだこれからですね。まずは、会社がある江東区に申請を出して活動をスタートしようと思っています。会社から一部補助を受けながらユニフォームをつくろうとしています。目標は、草野球の全国大会に出ること。甲子園球場でも試合があるので、ゆくゆくは甲子園で試合できるまで勝ちあがって行けたらと思いますね。

 

『甲子園、応援しています。そんな佐藤さんの仕事の目標も教えてください。』

 

振り返ると、自分本位だった過去もあったと思います。今後はその過去を見つめ直し、今まで以上に得意先、会社、部署全体に気配りや心配りが出来る人になりたいと思っています。

 

『最後に求職者の方へメッセージをお願いします。』

 

新しいモノコトにチャレンジすることの多いやまやだけに、「世の中にこんなものがあったら良いな、便利だな」と思うことを自由な発想で考えてみる人なら私たちの仕事を楽しめると思います。また、食品だけでなく、旅行やスポーツなど、最新のトレンドにもアンテナを張るような人と一緒に働きたいと思います。もちろん、野球部員も歓迎しています！

空弁やご当地名物のパン、玩具などジャンルに捉われることなく

さまざまな企業とコラボしたモノづくりに携わる新規市場開拓推進室の仕事は、

まさにチャレンジの連続。自ら新しい道を切り拓き突き進む佐藤さんが

これからどんな新しいモノコトを生み出すのか楽しみです。

 

佐藤さん、ありがとうございました！