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NOBORU KUBOTA
2012年
空弁に続く駅弁事業の仕掛け人へ。任されるから面白い!
入社2年目で新規事業の担当に抜擢された久保田さん。
周囲を巻き込みながら、「とにかくやってみる!」を体得した今、
得意先から信頼される営業として活躍する久保田さんに仕事の面白みを伺いました。
『久保田さん、よろしくお願いします。』
はい、よろしくお願いします。
『久保田さんがやまやに入社したきっかけを教えてください。』
前職の飲食店では、キッチンやホール、食材の仕入れや店舗配送など、幅広い業務を通して必要なものをすべて学ぶことができました。自分自身の次のキャリアステップとして食品を扱う仕事がしたい、営業に挑戦してみたいと当社を志望しました。
『食品営業の中でもやまやを選んだ理由は?』
水産系の食品を扱うため、前職で学んだ知識が活かせると思いました。また、辛子明太子のトップブランドとして有名な当社で営業してみたいと考えました。
『営業に挑戦してみていかがですか?』
面白いですね! そもそも、やりたいことにチャレンジさせてくれる社風が自分に合っていると感じます。なかでも、羽田空港で成功していた空弁事業を駅弁事業として展開、拡大できたことは大きな喜びとなりました。
『駅弁事業についてぜひ詳しく教えてください。』
当時、すでに羽田空港の空弁事業に参入し、1000円前後の高単価な空弁で成功を収めていた当社では、東京駅でも展開できるのではないかと社内で意見が持ち上がり、入社2年目だった私が駅弁事業を任されることになりました。羽田空港には売り場との太いパイプがありますが、東京駅になるとほぼゼロに近い状態からのスタート。商品開発はもちろん、配送や納品形態など、物流に関しても構築しなければなりません。インフラを整えるところから苦労を味わいました。
『立ち上げならではの苦労ですね。』
そうですね。特に発売日に向けて各方面と交渉、調整していた頃の忙しさがいちばん記憶に残っています。とはいえ、一人だけで悩むことはなく、いつも上司や他部署の人々の協力を得ることができました。忘れもしない2013年12月の発売当日。商品が売り場に並べられた時は、ようやく肩の荷が下りた気分でした。ゆっくりではありますが、売り場を各駅へと展開。駅弁事業の数字を順調に伸ばすことができています。
『大役を任されたことで得たものはありましたか?』
非常に多くの学びがありましたね。特に社内外の人とのコミュニケーションを図ることの大切さを学べたと思います。また、段取りや調整力を磨くことができたと同時に、入社2年目ながら自分の仕事に自信が持てました。
『現在はどのような仕事を任されていますか?』
私は主に百貨店向けのお中元やお歳暮から、量販店向けの明太子・たらこパックの提案を担当しています。
『営業として喜びを感じられる時はどんな時ですか?』
喜びを感じるのは、「久保田さんに任せるよ」と言っていただける時ですね。先日も取引先の量販店で開催された九州フェアで、先方の担当者の方から商品選定や売り場のレイアウトを一任されました。商品力としての魅力もあると思いますが、営業として信頼され仕事を任せていただけることも大きな喜びです。
『普段から何を大切にしていますか?』
私が大切にしているのは、お客様からの要望に対して最初からノーと言わないことです。即答できなければ社内に持ち帰り、先輩や上司に相談した上で何かしらの対応ができたらと考えています。そもそも、やまやの社風がそのような感じで、最初から可能性をつぶしたくないという雰囲気の中で育ちました。
『とにかくやってみようがみんなの口癖ですよね。』
はい。挑戦することで成功もあれば失敗もあります。失敗して叱咤激励されることもありますが、「失敗したからといって落ち込むことはない。たった1回の失敗だろう」と励まされることもありました。相談すれば問題が解決するまで親身に協力していただける上司や先輩が近くにいるのもやまやの魅力です。
さらに責任ある仕事に挑戦するとともに、後輩指導にも注力したいという久保田さん。
普段からオンオフを切り替えられる働き方ができる環境も
モチベーション維持につながっていると話していただきました。
久保田さん、ありがとうございました。