やまや代表・山本の長年の構想

「やまやでしか作れない、本格的な明太子のお菓子」を作りたい。 やまや代表・山本は、長年に渡り明太子本来の美味しさを伝える商品開発を思案していた。とりわけ着目したのが「せんべい」。納得のいく味の商品と出会えずにいた中で、その開発に旗上げする決断を下した。

老舗和菓子店から授かった、
一流の知恵

そんな菓子開発において構想を重ねていた山本が知恵を授かったのが、福岡・博多で古くから愛され、言わずと知れた老舗和菓子店「鈴懸」だった。旧知の仲であった鈴懸代表・中岡氏は、老舗和菓子店ならではの製菓ノウハウなどを惜しみなく示した。

明太子の旨味増す
「味の決め手」に出会うまで 

中岡氏の心強い協力を得た山本は、中岡氏と共に当初から試作、評価を重ね、「本格的な明太子米菓」開発に取り組んだ。明太子をそのまま使用すると日持ちなどの品質面で問題が発生し、フレーバーのみ使用では上質な味の表現に難航。そこで辿り着いたのが、明太子の旨味が詰まった「匠のたれ」をベースに作った調味料だった。

明太子の香りを伝える
「米」の表現とこだわり

せんべいは、国産うるち米の粒の素材感を生かして、食べごたえのある食感にこだわった。また、やまやならではの「めんたい米菓」を開発するために、創業以来継ぎ足しながら守りつづける「匠のたれ」がベースとなっている調味料の風味と、米の香ばしさの相性を重視した。

老舗明太子店が贈る、
「本格明太子米菓」の幕開け

幾度もの試作を重ね、関係者全員が納得いくまで味を追求。試行錯誤の末、長年明太子に真剣に向き合ってきたやまやが贈る、本物の素材、本物の技術を生かした本格明太子米菓「めんたいせんべい」が完成した。